最近よくこの言葉を目にする。 「生活の充実があってこそ人生の生きがいや喜びは増すので、 仕事と生活の比重を程よく保つのが大切」 ワーク・ライフ・バランス論者は主張する。 なるほどごもっとも では仕事の充実が人生の生きがいの人はどうなるのだろうか?? また生活を充実させるためにはキレイごとを抜きにして多少のお金がかかる。 そのお金がなくなっても生活は充実させられるのだろうか?? 最近、知ってるメーカーさんが倒産した。 定時は18時、はたから見てる限りマイペースで仕事ができる。まるでストレスレス! それでかどうかは別として実際、倒産した。 そこの元社員はよく、ライフワークバランスを口ずさんでいた。 この国際競争の激しいなか、筋のない政治家が運営する日本で ほどほどの働き方で会社が成り立つわけがなく、 もっと言うならこの危機的状況の日本再生はありえない。 「非効率にだらだらと働くこと、長時間働くことに賛成しているわけではなく、 仕事を心から楽しめるならば比重も80:20で構わないと思うし 家庭を重視したいなら20:80でも問題はない。 大切なのは比重を自ら選び、それに応じた働き方を実現できること。」明石 康氏