年末が近づくと新しい年の「干支」が話題になります。 来年は正しくは 「平成24年(2012)年は 壬辰年(みずのえたつ)」というらしい。 干支は十干十二支を組み合わせたものとのこと。 発祥は4000年前の中国、殷の時代とされている。 十干(甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸) 十二支(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥) また干支の思想とは 「輪廻」「蘇り」の思想とのことで東洋的でもあるようです。 朝、日が昇り、夕方に沈むように 月の満ち欠けが繰り返すように 悪い日があればいい日もあるように 私たちのまわりのものは、ほとんどが循環、蘇りを繰り返している という考え方です。 干支もまた10(十干)と12(十二支)の最小公倍数の60ごとに 繰り返しています。なので61年目には自分の生まれた年の干支になり、 暦が還ったという意味で 「還暦」 というらしい。 数え年で61歳(満60歳)を祝う風習は確かに現在も続いているし、 なぜ 赤 の頭巾やちゃんちゃんこかというと もう一度赤子に戻って生まれ直すという意味もあるらしい。 日本古来の古き風習にはすべからず意味があり、最近それを調べるのも なかなか楽しい それだけ気が付けば年を重ねてきたということか・・・