先日、ほとんど見ない邦画を観た。 原作、藤沢 周平の時代小説を映画化した作品だ。 知り合いの社長から勧められたので、話のネタ程度の軽い気持ちで観た。 ところがこの作品なかなか奥が深かった。 って言うか面白かった。 内容はさておき(ここに関しては個人の価値観が大きく影響するので・・) とにかく役者さんたちの一つ一つの動作に見とれてしまった。 そして「静と動」の妙に見入ってしまった。 洋画マニアのこの自分がそこに感動してしまった。 外国人がおおざっぱに思えた・・・ また日本人にしか出せない間合いだと思った。 そして武士としての生き様・品性・潔さ・孤独感・覚悟におののいた。 今の政治家にないすべてがそこにある気がした。 (もっともそれらがあれば政治家にはなれないのかも知れないが) 武士道がもっと知りたくなった。