LOUIS in Mulholland Drive

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BasShu POP UP SHOP

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2021.09.13

近江八幡店で9月17日~30日まで滋賀県初made in JAPANのインテリアファブリック“BasShuバッシュ”のポップアップショップオープン✨

 

BasShu x Sunrise Woolen Mills

 

私たちが作り続けるウールブランケット。新たにブランドネームの横に、“Sunrise Woolen Mills”というネームを加えました。

日本一の“毛布のまち”大阪・泉大津

私達のブランケットが完成するまでには、泉大津周辺の工場とそこにいる多くの職人たちの手がかけられています。分業制によるものづくりの話は、染色工場から始まります。ウールを理想の色に染め上げる。そう聞くと簡単そうですが、天然素材の中でもとくに繊細で難しいと言われるウール。美しく奥行きのある色合いに染め上げることはもちろん、それ以上にふんわりと柔らかいウールの風合いを保つすべを常に探りながらの仕事が続きます。

織れるのは一日にたった10枚

そして織り。「Sunrise Woolen mills」=日の出毛織株式会社の出番です。工場の中にある織機は全部で8台。その中で、私たちのウールブランケットを織っているのは1台だけ。工場創業当時から使われ続けているその機械は50年以上歳を重ねたもの。今は亡きメーカーによる機械は、いつ止まってもおかしくなく、壊れた時には機屋の職人自身でどうにか修理するしかありません。しかし、その織機こそが機屋にとって何よりの財産なのです。

職人と深い愛情で結ばれた機械によって織られたジャガードは1日20メートル。数にすると、ブランケット10枚相当です。機械の希少性とその生産量から、このブランケットがいかに価値が高いものかを感じられるはずです。

職人の勘=経験がつくる極上の肌触り

最後、泉大津唯一の起毛工場の手に渡ります。職人たちが、その時の湿度や温度、織の具合、さらには機械のご機嫌にまで配慮して、機械に付きっきりで機械に通す回数を見極めていきます。職人の勘で少しずつ起毛され、理想とする絶妙な肌触りの風合いが作られていきます。そして丁寧に乾燥後、ブランケットステッチが施されて仕上げられます。

投稿者:T